2015年9月9日水曜日

アユモドキ


黄色味を帯びた地に帯状の横縞が十数本入っており、髭は6本、尾鰭は2叉している、1516センチほどの魅力的な魚だ。今や天然記念物として大切にされているが、50年前は、まさか今のような状況になろうとはつゆ思っていなかった。宇治川の淀大橋の下は私がよく行った釣り場で、ここは石積がところどころ川に張り出していて、ここから石積の際にミミズ餌の竿を出しておくとアユモドキがちょくちょくかかった。釣れるといつも必ず鈎を飲み込んでいるので、生かして帰って飼うということはできなかった。今ではとんでもない話だが、よく食べた。独特の香りが少しあり、まったりした感じの肉で旨いものだった

0 件のコメント:

コメントを投稿