2015年11月4日水曜日

メダカ


メダカが絶滅危惧種になったとは本当に驚きだ。確かに以前たくさんいた池や川に今はほとんど全く見あたらない。姿が見られるのは、メダカを大切にしている神社・仏閣の池、外来魚の心配のない細流、山の田の溝などに限られてしまった。メダカの減少は、農薬や都市化の影響ばかりではなく、ブルーギルやブラックバスがいたるところで見られるようになってしまったことの方がより大きな原因なのではないかと私は思っている。水面をすいすいと群れて泳いでいるメダカは、これら外来魚にとっては見過ごすことのできない好餌なのだ。

幸いメダカは小さな容器で簡単に飼え、専用の餌も売っているので、増殖は極めて簡単だ。私も今、何とかたくさん増やそうとがんばっている。増殖のための必須要件は、光と水草だ、光が当たれば水草は成長し、幼魚の隠れ場となり親に食われてしまうことも少ない。玄関など光不足の屋内で増殖させるのはなかなか難しいのではないか。

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